何が

自分がオタだとはっきり自覚した時期は思い出せない。中高時代で徐々に、オタクという自我に目覚めていったというのが恐らく正しい。
そしてこの自分=オタという自我を、どういう理論でだか他人に対する優越感に還元して行くようになった。正直今でもこの傾向は有る。
「ワタシは人と違う願望」の典型的な発露であるし、消費する一方の趣好をまるで自分の天分のように考えている点が少なからず痛いが、多かれ少なかれ似たような自負心はオタでなくとも持っているだろう。
この勘違いは自分が何か創作する祭に結構プラスに働くので、全く駄目だとは思っていない。